简体中文
繁體中文
English
Pусский
日本語
ภาษาไทย
Tiếng Việt
Bahasa Indonesia
Español
हिन्दी
Filippiiniläinen
Français
Deutsch
Português
Türkçe
한국어
العربية
概要:[ニューヨーク 2日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ユーロがドルに対して下落した。欧州中央銀行(ECB)が予想通り0.50%ポイントの利上げを決定したほか、イングランド銀行(英中央銀
[ニューヨーク 2日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ユーロがドルに対して下落した。欧州中央銀行(ECB)が予想通り0.50%ポイントの利上げを決定したほか、イングランド銀行(英中央銀行)がインフレに対しハト派的な見解を示したことを受けた。
ECBは2日の理事会で政策金利を0.5%ポイント引き上げ3%とした。利上げは5会合連続。3月にも0.5%ポイントの追加利上げの方針を示し、高インフレとの戦いを続ける道筋を再確認した。
一方、英中銀は2日、政策金利を0.5%ポイント引き上げ4.0%とした。10会合連続の利上げで2008年以来の高水準となった。世界的にインフレは高止まりしているものの、英国を含め多くの先進国でピークに達した可能性があると指摘した。
コンベラのシニアマーケットアナリスト、ジョー・マニンボ氏は「ECBはほぼ予想通りだったほか、英中銀がややハト派的な見解を示したことが、ドル安鈍化につながっている」と指摘。「インフレが正しい方向に進んでいることに中銀当局者はやや安心感を抱いているようだ」と述べた。
ユーロ/ドルは0.70%安の1.0913ドル。ポンド/ドルは1.09%安の1.2240ドルと1月17日以来の安値を付けた。
ドル指数は0.74%高の101.71。
TDセキュリティーズのシニア為替ストラテジスト、マゼン・イッ
サ氏は、ECBの見解の一部もハト派的と解釈され、世界的な中銀の軸足転換が広がっているようだと指摘。「中銀はデータ依存モードだが、これはもはやコントロールが効かないことを意味し、現時点では基本的に市場が中央銀行をリードしている」と述べた。
FRB当局者は12月に5%超への利上げを見込んでいたが、市場が織り込むターミナルレート(政策金利の最終到達点)は6月に4.88%となっており、12月には4.40%まで引き下げられる見通し。
米労働省が2日に発表した1月28日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は3000件減の18万3000件と、2022年4月以来、約9カ月ぶりの低水準だった。減少は3週連続。金利上昇や景気後退への懸念の高まりが起きているにもかかわらず、労働市場は引き続き堅調に推移している。
また、米労働省が2日発表した2022年第4・四半期の非農業部門の労働生産性(速報値)は年率換算で前期比3.0%上昇した。伸び率は市場予想の2.4%を上回った。労働コストの上昇率は鈍化した。
ドル/円 NY午後3時 128.63/128.64
始値 128.71
高値 128.91
安値 128.09
ユーロ/ドル NY午後3時 1.0906/1.0910
始値 1.0997
高値 1.1004
安値 1.0887
免責事項:
このコンテンツの見解は筆者個人的な見解を示すものに過ぎず、当社の投資アドバイスではありません。当サイトは、記事情報の正確性、完全性、適時性を保証するものではなく、情報の使用または関連コンテンツにより生じた、いかなる損失に対しても責任は負いません。