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概要:[10日 ロイター] - 米国株式市場はナスダック総合が続落。米債利回りが上昇し、金利上昇を示唆したことが大型グロース株を圧迫した。低調な利益見通しが嫌気され、配車大手リフトが急落したことも重しとなっ
[10日 ロイター] - 米国株式市場はナスダック総合が続落。米債利回りが上昇し、金利上昇を示唆したことが大型グロース株を圧迫した。低調な利益見通しが嫌気され、配車大手リフトが急落したことも重しとなった。
一方、ダウ工業株30種とS&P総合500種は反発。ロシアの減産計画を受けて原油相場が上昇し、エネルギー株が買われたことが追い風となった。
米指標10年債利回りは10日の取引で一時約1カ月ぶりの高水準を付けた。
CFRAリサーチのチーフ投資ストラテジスト、サム・ストボール氏は、投資家の間では経済指標が反映していない情報を債券市場が示しているのではないかという見方が出たと指摘。「米債利回りの上昇は高成長を遂げるハイテク企業に一段の悪影響を与えるだろう」と述べた。
週足ではナスダックが2.41%安と、年初来初の下げを記録。S&Pは1.11%安、ダウも0.17%安。今週は米連邦準備理事会(FRB)当局者によるタカ派的な発言が相次いだほか、企業決算も材料視された。
リフィニティブによると、S&P500構成企業の半数以上が四半期決算発表を終え、このうち69%の業績が予想を上回った。
ラッセル1000グロース指数は0.33%下落した。
リフトは36.44%急落。9日示した第1・四半期売上高見通しは市場予想を下回った。主要市場の一部を見舞っている厳しい寒さや値下げが圧迫要因になると説明した。
競合のウーバー・テクノロジーズも4.43%安となった。
S&P500の主要11セクターの大半が上昇し、エネルギーは3.92%高。一方、一般消費財は1.22%下落した。
米ミシガン大学が10日発表した2月の消費者信頼感指数(速報値)は66.4に上昇し、2022年1月以来の高水準を付けた。しかし、1年先の期待インフレ率は上昇した。
ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.03対1の比率で上回った。ナスダックでも1.35対1で値下がり銘柄数が多かった。
米取引所の合算出来高は104億3000万株。直近20営業日の平均は118億5000万株。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 33869.27 +169.39 +0.50 33671.5 33897.3 33591.
4 1 99
前営業日終値 33699.88
ナスダック総合 11718.12 -71.46 -0.61 11714.6 11775.8 11630.
0 0 54
前営業日終値 11789.58
S&P総合500種 4090.46 +8.96 +0.22 4068.92 4094.36 4060.7
9
前営業日終値 4081.50
ダウ輸送株20種 15042.93 -25.02 -0.17
ダウ公共株15種 945.77 +17.86 +1.92
フィラデルフィア半導体 3011.15 -48.47 -1.58
VIX指数 20.53 -0.18 -0.87
S&P一般消費財 1150.55 -14.20 -1.22
S&P素材 516.93 +1.83 +0.36
S&P工業 864.22 +6.33 +0.74
S&P主要消費財 762.70 +7.03 +0.93
S&P金融 606.18 +2.43 +0.40
S&P不動産 252.33 +0.67 +0.27
S&Pエネルギー 692.10 +26.13 +3.92
S&Pヘルスケア 1543.29 +14.31 +0.94
S&P通信サービス 179.86 -1.61 -0.89
S&P情報技術 2448.02 -13.47 -0.55
S&P公益事業 343.74 +6.75 +2.00
NYSE出来高 8.99億株
シカゴ日経先物3月限 ドル建て 27605 - 45 大阪比
シカゴ日経先物3月限 円建て 27585 - 65 大阪比
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