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概要:[シドニー 15日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(中央銀行)のロウ総裁は15日に議会証言で、30年ぶりの高水準で推移する国内のインフレ率について、抑制できなければ金利の一段高や失業者の増加を
[シドニー 15日 ロイター] - オーストラリア準備銀行(中央銀行)のロウ総裁は15日に議会証言で、30年ぶりの高水準で推移する国内のインフレ率について、抑制できなければ金利の一段高や失業者の増加を招くと警告した。
金利についてまだ中銀の対応が不十分だというリスクがあると語った。
「現在7.8%を付けているインフレ率はあまりに高すぎる。低下する必要があり、それが中銀の優先事項だ」と指摘。
「利上げは常に不人気の措置だが、われわれの仕事はインフレ低下を確実に図り、可能ならばこれまで創出された雇用を守ることだ」と説明した。
高インフレは人々に打撃を与え、所得格差を悪化させるとした上で「高止まりすれば金利が一段と上昇し、失業が増える」と強調した。
中銀は先週、政策金利を25ベーシスポイント(bp)引き上げ、3.35%とするとともに、追加利上げが必要になるとの見通しを改めて示した。
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