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ガンドラック氏、３月の利上げが今年最後に－0.25ポイントを予想
概要：米投資会社ダブルライン・キャピタルのジェフリー・ガンドラック最高投資責任者（ＣＩＯ）はＣＮＢＣの番組で、来週の米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）会合での利上げが今年最後になると予想し、0.25ポイントを超える利上げは金融当局の信頼性を損なう恐れがあるとの認識を示した。
米投資会社ダブルライン・キャピタルのジェフリー・ガンドラック最高投資責任者（ＣＩＯ）はＣＮＢＣの番組で、来週の米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）会合での利上げが今年最後になると予想し、0.25ポイントを超える利上げは金融当局の信頼性を損なう恐れがあるとの認識を示した。
ガンドラック氏は「米金融当局はある意味、プログラムと信頼性を守るために、恐らく0.25ポイントの利上げを実施すると考えている」とした上で、「それが最後の利上げになると思う」と語った。
シリコンバレー銀行（ＳＶＢ）の経営破綻を引き金とする混乱の中で、今後公表されるインフレ統計が米金融当局の政策金利決定に従来と同じくらい「重要」かどうかは分からないと述べた。ＳＶＢ破綻によって連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）の「パウエル議長の戦略に明らかに狂いが生じている」と指摘した。
だが、同氏は米当局が利上げを見送る可能性も認め、市場が織り込んでいる内容について「今は半々の見込み」だと付け加えた。
また景気下降に先立つことが多い、米国債イールドカーブの急激なスティープ化に言及し、リセッション（景気後退）が迫っていると警告した。「過去数十年の事例を振り返ると、リセッションに陥る数カ月前に逆イールドの解消が始まっている」と話した。
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