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概要:[13日 ロイター] - <ロンドン株式市場> 続落して取引を終えた。米金融持ち株会社SVBファイナンシャル・グループ傘下シリコンバレー銀行の経営破綻の影響が波及するリスクがあるとの懸念が続いた。英ポ
[13日 ロイター] - <ロンドン株式市場> 続落して取引を終えた。米金融持ち株会社SVBファイナンシャル・グループ傘下シリコンバレー銀行の経営破綻の影響が波及するリスクがあるとの懸念が続いた。英ポンドの上昇も、輸出企業が多いFTSE100種指数の下落に拍車をかけた。
中型株で構成するFTSE250種指数は2.75%安。
金融大手HSBCは4.1%下げた。シリコンバレー銀行の英国子会社を1ポンドで買収することを発表後、売りが広がった。
FTSE350種銀行株指数は4.93%下落。
HYCMのチーフ市場アナリスト、ジャイルズ・コグラン氏は「ドミノ倒しのように英国に悪影響が及び、投資家が資金を引き揚げる結果となれば、それは(SVB破綻の)波及リスクだ」と述べた。
一方、ハント英財務相は英国の銀行システムは極めて安全であり、英国の最も戦略的なテクノロジー企業の一部を保護するためにSVBの英国子会社の救済が必要との声明を出した。
これに先立ち米当局は週末、SVB経営破綻の影響を食い止めるための計画を発表。投資家の間では、米連邦準備理事会(FRB)による今月の利上げは確実ではないとの見方が広がった。
英ポンドがドルに対して上昇したため、ドルで利益を得る企業も下落。英高級ブランド会社バーバリー、オンラインスーパー大手オカドはそれぞれ5.7%、6.1%下げた。
ブリティッシュ・アメリカン・タバコは3.2%安。JPモルガンが投資判断を「オーバーウエイト」から「中立」へ引き下げたことが嫌気された。
<欧州株式市場> 3営業日続落して取引を終えた。米シリコンバレー銀行(SVB)の破綻を受けて関係当局が波及を抑えるために介入したものの、銀行株が引き続き重しとなった。STOXX欧州600種指数の下げ幅は今年に入ってからの1日としては最大となった。
米連邦準備理事会(FRB)と米財務省は銀行システムを安定させるための措置を打ち出し、SVBの預金者は13日に預金にアクセスできると公表していた。
銀行株指数は5.84%下落。SVBの破綻によって銀行の財務基盤の弾力性を投資家が警戒した。保険、金融株も下げた。
ハーグリーブス・ランズダウンの金融・市場部門のトップ、スザンナ・ストリーター氏は「投資家はここ数日の出来事で動揺し、金融部門の影響が波及して新たな問題が発生しないかと固唾(かたず)を飲んで見ている」と述べた。
リスク回避の動きを背景にスイスの金融大手クレディ・スイスは9.6%下げ、過去最安値を更新した。
ドイツのコメルツ銀行は12.7%の急落。フランスの銀行ソシエテ・ジェネラル(ソジェン)は6.2%、スペインの銀行サバデルは11.8%それぞれ下落。英金融大手HSBCも4.1%安だった。
原油価格下落を背景に英石油大手のシェル、BP 、フランスのトタルが4.2%─5.0%下げた。
<ユーロ圏債券> 域内国債利回りが低下した。米シリコンバレー銀行(SVB)破綻に伴い安全資産に資金が流入した。市場では欧州中央銀行(ECB)が16日の理事会で利上げ幅を縮小するとの見方に傾いている。
SVB破綻がより広範な金融危機を引き起こす恐れがあったため、米当局は12日に銀行システムの信頼性を高める緊急措置を発動。当局はSVBの顧客は13日から預金にアクセスできるようになり、銀行が緊急資金にアクセスできるようにするための新ファシリティーを設けると発表した。
SVB破綻を受け、欧州および世界の債券市場に資金が流入。ドイツ2年債利回りは34ベーシスポイント(bp)低下の2.746%と、1日の値下がり幅としては1995年以降で最大となった。先週の水準は3.3%を超えていた。
16日のECB理事会に対する期待も大幅に変化。先週は0.50%ポイントの利上げがほぼ確実視されていたが、13日には0.25%ポイントの利上げの方がより可能性が高いとの見方が広がった。
ナットウエスト・マーケッツの欧州金利戦略責任者、ジャイルズ・ゲイル氏は「(投資家は)次の脆弱性が何であるかを模索し、可能な限り早期にリスクを軽減しようとしている」と指摘。資金の逃避先としてデュレーションが低く高格付けの債券が選択肢の一つになるとした。
ゴールドマン・サックスのアナリストは12日、最近の銀行セクターのストレスに鑑み、3月以降の先行きがかなり不透明だとして、今月21─22日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げはもはや予想していないと表明した。
13日の短期金融市場が織り込む、FRBが金利据え置きを決定する確率は約20%、0.25%ポイントの利上げ確率は80%となっている。
先週は0.50%ポイントの利上げ確率が最も高かった。
安全資産への逃避は長期債にもおよび、ドイツ10年債利回りは23bp低下の2.228%。序盤には2.168%と2月3日以来の低水準を付けた。
イタリア10年債利回りは16bp低下し4.156%。
米国株は上昇したものの、欧州株は大幅安。欧州の銀行株指数は前週末10日の3.8%に続き、5%下げた。
関係者によると、SVB破綻後、ECBは13日に銀行監督委員会の緊急会合を予定していないという。
一方で、金利上昇が続くとの声もある。
コメルツ銀行の金利ストラテジスト、ライナー・グンターマン氏は「失業率がわずかに上昇し、賃金の伸びがやや鈍化しても、労働市場は依然逼迫しているため、今回の事態がFRBの来週の0.50%ポイントの利上げを妨げるとは想定していない」と述べた。
<為替> 欧州終盤 アジア市場終盤 コード
ユーロ/ドル 1.0739 1.0724
ドル/円 133.05 134.50
ユーロ/円 142.89 144.26
<株式指数> 終値 前日比 % 前営業日終値 コード
STOXX欧州600種 442.80 -10.96 -2.42 453.76
FTSEユーロファースト300種 1748.88 -42.34 -2.36 1791.22
ユーロSTOXX50種 4096.54 -132.99 -3.14 4229.53
FTSE100種 7548.63 -199.72 -2.58 7748.35
クセトラDAX 14959.47 -468.50 -3.04 15427.97
CAC40種 7011.50 -209.17 -2.90 7220.67
<金現物> 午後 コード
値決め 1861.25
<金利・債券>
米東部時間14時39分
*先物 清算値 前日比 前営業日終盤 コード
3カ月物ユーロ 97.04 +0.01 97.03
独連邦債2年物 105.77 +0.76 105.01
独連邦債5年物 118.00 +1.54 116.46
独連邦債10年物 136.20 +2.47 133.73
独連邦債30年物 143.36 +4.74 138.62
*現物利回り 現在値 前日比 前営業日終盤 コード
独連邦債2年物 2.631 -0.334 3.043
独連邦債5年物 2.307 -0.238 2.594
独連邦債10年物 2.246 -0.177 2.467
独連邦債30年物 2.277 -0.134 2.356
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