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概要:[ヌサドゥア(インドネシア) 31日 ロイター] - インドネシアのバリ島で開催されていた東南アジア諸国連合(ASEAN)金融当局者による一連の会議が31日閉幕する。会議では、世界的なリスクの急増に直
[ヌサドゥア(インドネシア) 31日 ロイター] - インドネシアのバリ島で開催されていた東南アジア諸国連合(ASEAN)金融当局者による一連の会議が31日閉幕する。会議では、世界的なリスクの急増に直面する中で、東南アジアがいかにして回復力を維持できるかに焦点を当てた議論が行われた。
インドネシア中央銀行のドディ・ブディ・ワルヨ副総裁は30日、記者団に対し、ASEAN諸国の問題は共通して、高インフレ、金融市場の混乱、資本流出であり、現在は欧米の銀行危機の影響にも注目していると語った。
今週初めに開かれたASEAN財務副大臣会合では、ドルなどの通貨への依存度を下げるため、域内の国々が貿易や投資で自国通貨の使用を増やすという提案が出された。
ドディ氏は「(ドルやユーロなどの)ハードカレンシーにあまりさらされないことは経済の回復力にとって有益だと考えられている」と述べた。
また、財務副大臣会合では域内決済システムの接続や暗号通貨、中銀のデジタル通貨についても議論したと明らかにした。
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