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概要:[東京 31日 ロイター] - 経済産業省が31日発表した2月の商業動態速報によると、小売販売額は前月比6.6%増加し、12カ月連続のプラスとなった。外出機会が増えたことや飲食料品の値上げなどが寄与し
[東京 31日 ロイター] - 経済産業省が31日発表した2月の商業動態速報によると、小売販売額は前月比6.6%増加し、12カ月連続のプラスとなった。外出機会が増えたことや飲食料品の値上げなどが寄与した。ロイターが集計した民間エコノミストの予測中央値は前年比5.8%増だった。
業種別では自動車が前年比15.3%増、各種商品小売業が前年比10.3%と大きく伸びた。織物・衣服も9.9%増、医薬・化粧品も9.2%増だった。自動車の増加は、部材不足が緩和し販売が増えたため。衣類販売は、昨年2月と比べて気温が高かったことが支えとなった。
燃料小売り業は、1年前と比べガソリン価格が小幅下落していることから前年比0.2%減となった。
業態別の前年比では、衣料品の好調やインバウンドの回復傾向で百貨店が18.8%増。ドラッグストアは調剤薬品の販売増と飲食料品の価格上昇で5.6%増となった。コンビニはコンビニはおにぎりやデザートの販売が伸び6.2%増、スーパーも食品の値上げで1.1%増、 家電専門店は1.3%増だった。
(竹本能文 編集:田中志保)
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