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概要:米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は30日、シリコンバレー銀行(SVB)の破綻が経済にどう影響するか判断するのは時期尚早だとした上で、当局はインフレ抑制に集中する必要があるとの見解を示した。
米ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は30日、シリコンバレー銀行(SVB)の破綻が経済にどう影響するか判断するのは時期尚早だとした上で、当局はインフレ抑制に集中する必要があるとの見解を示した。
カシュカリ総裁はミネソタ州セントポールで行われたタウンホール会合で、「ここ数週間の銀行不安がどの程度、米経済を減速させる持続的な信用収縮につながっているかは、現時点で不明確だ」と指摘。「銀行は平均すると多くの資本を有する。米連邦準備制度理事会(FRB)など銀行規制当局は、銀行システムの後ろ盾となっている。それがわれわれに自信を与えるはずだが、一段の損失が発生しているかどうか、完全に理解するにはまだ時間がかかりそうだ」と述べた。
カシュカリ総裁の発言
Source: Bloomberg
カシュカリ総裁は2008年から09年にかけての金融危機で当局の対応の中心を担った人物で、その経験から幾つかの重要な教訓を得たと語った。
同総裁は「金融恐慌や銀行不安は想定以上に長引く傾向がある。08年の場合は数年かかった。私はそうなると予想しているわけではなく、そのような状況にあるとは考えていない」と述べた。
一方で、米金融当局が過去1年間に積極的な利上げを繰り返したにもかかわらず、インフレ率は高過ぎる上、住宅を除くサービス部門がまだ減速していないことにも言及。「賃金の伸びは2%のインフレ目標に沿うペースを上回っている」とし、「経済のサービス面のバランスを取り戻すために、まだやるべきことがあることを物語っている」と述べた。
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