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概要:午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場終盤(133.65/68円)から小幅高の133.79/81円付近で取引されている。クロス円の上昇などに支えられ一時は約1カ月ぶりの高値となる134円台を付けたが、その後は米消費者物価指数(CPI)の発表を控えて様子見ムードが広がり、133円後半で小動きとなった。
[東京 12日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場終盤(133.65/68円)から小幅高の133.79/81円付近で取引されている。クロス円の上昇などに支えられ一時は約1カ月ぶりの高値となる134円台を付けたが、その後は米消費者物価指数(CPI)の発表を控えて様子見ムードが広がり、133円後半で小動きとなった。
4月12日、午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場終盤(133.65/68円)から小幅高の133.79/81円付近で取引されている。
ドルは朝方の133円半ばから、仲値にかけて国内輸入企業による買いでじりじりと上昇。その後は「期初特有の円売りが継続」(外銀)したとみられ、ユーロなどクロス円を中心に円安圧力がかかった。海外短期筋のドル買いも入ったとみられ、一時134.04円付近と3月15日以来の高水準まで上昇した。日経平均株価が堅調に推移するなど「リスク選好的な円売りが出やすい状況だった」(上田東短フォレックスの営業企画室室長、阪井勇蔵氏)との声も聞かれた。
買い一巡後はいったん利益確定売りや戻り売りに押され、ドルは上げ幅を縮小した。
市場は、今晩発表される米CPIに注目している。ロイター調査では、3月のCPI(季節調整済み)は前年比5.2%上昇と前月(6.0%上昇)から減速する一方、変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数は前年比5.6%上昇と、前月(5.5%上昇)から小幅に加速すると予想されている。
クレディ・アグリコル銀行の資本市場本部シニア・アドバイザー、斎藤裕司氏は、米CPIが予想を上回る内容となった場合は米金利の上昇に伴いドル買いとなりやすいが、一方で「同時にオバーキルが意識され株価の下落につながれば、ドル/円も下方向に向く可能性がある」とみている。
また、全米独立事業者協会(NFIB)が発表した3月の中小企業楽観度指数が前月から悪化したほか、融資環境指数が10年ぶりの水準へ悪化するなど信用収縮も意識されやすく、「金利が上がってもドルは買われづらく、135円を抜けるのは難しいのではないか」(斎藤氏)という。
ユーロ/円は146円前半と、昨年12月以来4か月ぶりの高値圏で推移した。欧州中央銀行(ECB)の当局者が積極的な金融引き締め姿勢を示したことで、堅調な値動きだった。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 133.79/81 1.0934/38 146.30/34
午前9時現在 133.59/61 1.0914/18 145.82/86
NY午後5時 133.65/68 1.0910/14 145.90/94
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