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メキシコ中銀、3月会合で利上げ終了を議論 ハト派姿勢強める＝議事要旨
概要：［メキシコ市 １３日 ロイター］ - メキシコ中央銀行が１３日公表した３月２９日の政策決定会合の議事要旨では、当局者が利上げサイクルを終了させる時期に到達した可能性について議論し、ハト派姿勢を強めてい
［メキシコ市 １３日 ロイター］ - メキシコ中央銀行が１３日公表した３月２９日の政策決定会合の議事要旨では、当局者が利上げサイクルを終了させる時期に到達した可能性について議論し、ハト派姿勢を強めていたことが明らかになった。
中銀はこの会合で政策金利を２５ベーシスポイント（ｂｐ）引き上げて１１．２５％とした。
２月会合の議事要旨は政策金利を今後引き上げる可能性について明確に言及したが、３月会合の議事要旨ではこうした表現は見当たらず、「今後の決定に際して当委員会はこれまでの金融政策の成果を踏まえ、インフレ見通しを考慮する」とした。
これにより中銀が５月１８日に開く次回会合で、政策金利を据え置く余地が開かれた。中銀はこれまで１５会合連続で政策金利を引き上げている。
３月会合では、５人の委員全員がインフレ見通しについて複雑かつ不確実との見方を維持したが、インフレ圧力がいくらか和らいでいることを認めた。大半の委員は、外部からの圧力は軽減したが、コアインフレは高止まりしていると指摘した。
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