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概要:[モスクワ 17日 ロイター] - ロシア中央銀行は17日公表したリポートで、通貨ルーブルの下落などによって物価上昇圧力が今後数カ月にわたって継続するとの見通しを示した。 ルーブル安の流れは4月に入
[モスクワ 17日 ロイター] - ロシア中央銀行は17日公表したリポートで、通貨ルーブルの下落などによって物価上昇圧力が今後数カ月にわたって継続するとの見通しを示した。
ルーブル安の流れは4月に入って加速し、7日には一時対ドルで83.50ルーブルと1年ぶりの安値を記録した。
3月消費者物価の前年比上昇率は3.51%と大幅に鈍化。これは2022年3月の上昇率がロシアのウクライナ侵攻の影響で前月比7.61%と高い伸びだった反動で、中銀は4月も同様に前年比上昇率が抑えられるとみている。
ただその後は物価上昇の勢いがじわじわと強まって年末は5─7%まで上がり、来年になるとようやく目標の4%に収まるだろうという。
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