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概要:[ストックホルム 20日 ロイター] - フィンランドの通信機器大手ノキアが20日発表した第1・四半期決算は、営業利益が減少し市場予想も下回った。顧客の支出が減速する兆しが見られると指摘した。 下半期
[ストックホルム 20日 ロイター] - フィンランドの通信機器大手ノキアが20日発表した第1・四半期決算は、営業利益が減少し市場予想も下回った。顧客の支出が減速する兆しが見られると指摘した。
下半期は収益性が高まるとして通期の見通しを据え置いた。
第1・四半期の営業利益(継続事業ベース)は4億7900万ユーロ(5億2494万ドル)と、前年同期の5億8300万ユーロから減少した。リフィニティブがまとめたアナリスト予想の5億3240万ユーロに届かなかった。
純売上高は10%増の58億6000万ユーロと、市場予想の57億2000万ユーロを上回った。
ペッカ・ルンドマルク最高経営責任者(CEO)は、今年後半には北米市場がある程度回復するとの見方を示した。
営業利益率は10.9%から8.2%に低下した。2023年の利益率は11.5─14%と予想している。
ダンスケ・バンク・クレジット・リサーチのアナリスト、マッズ・リンデガード・ローゼンダル氏は、特許ライセンス事業の不振が低調な決算の主な要因と分析。中国のスマートフォンメーカー、OPPO(オッポ)、VIVO(ビボ)との法廷闘争に言及した。
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