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概要:[25日 ロイター] - 米清涼飲料大手ペプシコは25日、2023年通年の売上高および利益予想を上方修正した。コスト上昇分を補うため実施した値上げと堅調な需要を背景に、第1・四半期の業績は市場予想を上回った。
米清涼飲料大手ペプシコは25日、2023年通年の売上高および利益予想を上方修正した。
[25日 ロイター] - 米清涼飲料大手ペプシコは25日、2023年通年の売上高および利益予想を上方修正した。コスト上昇分を補うため実施した値上げと堅調な需要を背景に、第1・四半期の業績は市場予想を上回った。
2023年のオーガニック売上高(為替や資産買収・売却などの影響を除く売上高)は8%増と予想。従来の6%増から引き上げた。年間の1株当たりコア利益は従来の7.20ドルから7.27ドルに上方修正した。
第1・四半期の純売上高は10%増の178億5000万ドルで、市場予想の172億2000万ドルを上回った。調整後の1株当たり利益は1.50ドルで、予想の1.39ドルを上回った。
ペプシコ最大の事業である北米飲料部門の売上高は8%増となった。第1・四半期の平均価格は16%上昇した一方、オーガニック売上高は2%減少した。
新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)以降、世界中の消費財メーカーが、原材料や労働力、輸送費の高騰に対処するため価格を引き上げてきた。同社も年内に一部の地域で値上げを行う予定。
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