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円トレーダー、一方的な強気取引には用心必要－ＲＢＣ
概要：円の動向を注視している人たちは日本銀行の政策変更による円相場への影響を過大評価しているかもしれないと、ＲＢＣキャピタル・マーケッツが指摘した。
円の動向を注視している人たちは日本銀行の政策変更による円相場への影響を過大評価しているかもしれないと、ＲＢＣキャピタル・マーケッツが指摘した。
ブルームバーグ上で見られる予測の大半は、フォワード市場が示唆する以上に円が上昇することを見込んでいると、ストラテジストのアダム・コール氏が25日のリポートで指摘。アナリストがドルの対円での下落というほぼ一方的な動きを予想していることが示唆されるという。
ブルームバーグがまとめたデータによれば、年末のドル・円相場予想の中央値は26日時点で１ドル＝125円と、フォワードレートの129円より円高・ドル安だ。アジア時間同日午前の取引では133円70銭前後。
「外為市場のリスクがこれほど非対称になるのは珍しい」とコール氏は指摘。ＲＢＣは年末時点で１ドル＝140円を予想している。世界の金利上昇の影響は、日銀がイールドカーブコントロール（長短金利操作、ＹＣＣ）を終了させた場合の市場の反応より大きいとみているからだ。
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