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概要:ドル/円は午後3時時点で、前日のニューヨーク市場終盤(133.71/73円)から小幅安の133.62/64円付近で取引されている。ドルは売り買いが交錯した後、133円半ばで膠着状態となった。銀行不安や景気減速懸念を背景に株安となり、米長期金利が2週間ぶりの低水準で推移したことから、ドルの上値は重かった。
[東京 26日 ロイター] - ドル/円は午後3時時点で、前日のニューヨーク市場終盤(133.71/73円)から小幅安の133.62/64円付近で取引されている。ドルは売り買いが交錯した後、133円半ばで膠着状態となった。銀行不安や景気減速懸念を背景に株安となり、米長期金利が2週間ぶりの低水準で推移したことから、ドルの上値は重かった。
4月26日、ドル/円は午後3時時点で、前日のニューヨーク市場終盤(133.71/73円)から小幅安の133.62/64円付近で取引されている。
ドル売り/円買いとなった海外市場の流れを引き継ぎ、ドルは133円後半で弱含みで取引を開始。仲値にかけては国内輸入企業のドル買いに支えられる場面があったものの、国内輸出企業によるドル売りやクロス円を中心に円高圧力が強まり、ドル/円は133.44円付近まで下げ幅を拡大した。その後ドルは小幅に買い戻され、133円半ばで小動きとなった。
上田東短フォレックスの営業企画室室長、阪井勇蔵氏は「チャート的には135円はドルの売り場とみられ、133-135円を中心としたレンジでの推移が続きやすい」とした上で「欧米時間でリスクオフの流れが強まれば、一時的に133円を割れる可能性がある」とみる。
金融システム不安の再燃や米景気減速懸念を受けて、米10年債利回りは3.41%付近と4月13日以来約2週間ぶりの低水準で推移している。CMEフェドウオッチによると現時点では、5月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での25ベーシスポイント(bp)の利上げ確率が78.7%と、前日(90.5%)から低下した。
みずほ証券のチーフ為替ストラテジスト、山本雅文氏は、足元では金融システム不安に対する市場の感応度が高まっているとした上で、「懸念が一段と強まれば、米追加利上げ期待が後退し、米金利低下に伴うドル売りや、リスクオフの流れから円高圧力もかかりやすく、ドル/円の一段安が意識されやすい」との見方を示した。
豪ドル/円は88円前半と、4月10日以来の安値圏で推移。豪第1・四半期CPIでは、コアインフレ率の指標として注目されるCPIの中銀トリム平均値は前期比1.2%上昇、前年比の伸びは6.6%と、予想(1.4%上昇、6.7%上昇)を下回ったこと受けて、追加利上げを巡る思惑が後退した。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 133.62/64 1.0986/90 146.83/87
午前9時現在 133.70/72 1.0976/80 146.76/80
NY午後5時 133.71/73 1.0972/73 146.73/77
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