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概要:クレディ・スイス・グループの買収を完了したUBSグループは、クレディ・スイス幹部の多くが合併後に同社を去ることを明らかにした。残留する幹部も役割は縮小する。
2023年6月12日 22:56 JST
クレディ・スイスCFOジョシ氏と投資銀共同責任者ミラー氏は退社
買収完了で巨大銀行の統合が本格的に始動する
ディクシット・ジョシ氏
Source: Credit Suisse Group AG
合併後もとどまるクレディ幹部の中で、ウェルスマネジメント部門責任者だったフランチェスコ・デフェラーリ氏は、UBSプライベートバンキング責任者イクバル・カーン氏の顧問となる。最高技術責任者(CTO)だったジョアン・ハナフォード氏は、UBSの米ウェルス部門のテクノロジー責任者となる。人事は社内文書で発表された。ブルームバーグは文書の内容を確認し、広報担当者がそれを肯定した。
UBS、クレディS買収完了-富裕層資産運用の巨大金融機関誕生
買収が12日に正式完了したことから、2つの巨大銀行の合併が本格的に始動する。コルム・ケレハー会長らUBS幹部は、同行の企業文化というフィルターを通すことでクレディ・スイスの望ましくない慣行を取り除いていく考えを示している。
取締役会メンバーだったデービッド・ウィルダーマス氏は、UBSの米州部門および統合された米事業体の最高リスク責任者(CRO)となり、市場部門共同責任者だったマイケル・エバート氏は米州投資銀行部門を統括するほか、UBSの投資銀行内のクレディ・スイス事業を率いる。
その他のクレディ・スイス最高幹部クラスの大半は、退社するかクレディ・スイスの事業会社内で限られた権限を持つ役割に就く。
UBSは5月に指導部の指名を行っているが、全ての役職はUBSの経営役員会メンバーか長年UBSに勤める幹部が占め、クレディ・スイス出身は最高経営責任者(CEO)を務めたウルリッヒ・ケルナー氏のみ。同氏は両行の連絡・調整を担う役職に就く。UBSのセルジオ・エルモッティCEOが着手する複雑な統合の作業は、数千人の人員削減を伴う公算が大きい。
クレディ・スイスのアジア太平洋部門トップのエドウィン・ロウ氏らも退社する。
スイス部門CEOのアンドレ・ヘルフェンシュタイン氏ら4人のクレディ・スイス出身幹部は、事業会社であるクレディ・スイスAG内の既存の役割を継続する。
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