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英国債利回り20ｂｐ急伸、2008年以来の高水準－ピーク金利６％視野も
概要：13日の取引で、英国債が金融危機以来の水準に下落した。英賃金上昇が４月に予想以上に加速したことが明らかになり、イングランド銀行（中央銀行）が政策金利を６％にまで引き上げざるを得なくなる可能性が織り込まれるようになった。
英政策金利、来年２月に６％となる確率20％－市場が織り込む
データが予想外に上振れすればその分、英国債需要は後ずれとの声も
英２年債利回り
ナットウエスト・マーケッツの英金利戦略責任者、イモジェン・バクラ氏は「インフレが十分に低下軌道に乗り、英政策金利がピークを付けた、あるいは少なくともピークに近いと投資家が確信するまで、英国債の需要が有意な程度に戻ることはないだろう」と指摘。「データに予想外の上振れがあればその分、需要は先送りされる」と語った。
２年物の英国債利回りは一時20ベーシスポイント（ｂｐ、１ｂｐ＝0.01％）上昇して4.84％と、2008年以来の高水準に達した。ポンドは上げを拡大し、Ｇ10通貨の全てに対してアウトパフォームしている。英中銀の金融政策委員会（ＭＰＣ）次期委員に指名されているミーガン・グリーン氏が、インフレ持続のリスクと２％の目標に戻すことの難しさを警告したことも、相場の動きを増幅させた。
英中銀ＭＰＣ新委員に指名のグリーン氏、５月の利上げは適切だった
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