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概要:5月の米消費者物価指数(CPI)がほぼ予想通りの内容となったため、債券市場では連邦公開市場委員会(FOMC)が13-14日の会合で政策金利を維持するとの見方が高まった。
今週の利上げ決定確率は約10%にまで低下-金利スワップ市場
「私なら様子見に回る」-アビー・ジョゼフ・コーエン氏
5月の米消費者物価指数(CPI)がほぼ予想通りの内容となったため、債券市場では連邦公開市場委員会(FOMC)が13-14日の会合で政策金利を維持するとの見方が高まった。
金利スワップ市場の動向によると、同会合で11会合連続の利上げを決定する確率は約10%にまで低下した。現在の政策金利のレンジは5ー5.25%。7月会合で0.25ポイントの利上げを決定する確率も低下したが、インフレが高止まりしているため、利上げをしない確率よりも依然として高くなっている。
ゴールドマン・サックス・グループでシニア投資ストラテジストを務めていたアビー・ジョゼフ・コーエン氏はブルームバーグテレビジョンで、「当局には今回の会合で利上げをいったん停止する選択肢がある。当局はすでに多くのことを行ってきた。私なら様子見に回ることに投票する」と述べた。
米国債市場では利回りが当初は低下したものの、30年債の入札を控えて反転した。
2年債利回りは一時9ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し、4.49%となったが、その後は4.6%を上回る水準まで上昇した。
国債 | 直近値 | 前営業日比(bp) | 変化率 |
---|---|---|---|
米30年債利回り | 3.92% | 3.9 | 1.00% |
米10年債利回り | 3.79% | 5.1 | 1.35% |
米2年債利回り | 4.63% | 5.3 | 1.16% |
米東部時間 | 11時46分 |
総合CPIは前年同月比4%上昇に減速。ブルームバーグの計算に基づくと、エネルギーと住宅を除いたサービス価格は前月比0.2%上昇した。
米消費者物価指数、5月は前年比で伸び鈍化-利上げ休止の余地
コロンビア・スレッドニードル・インベストメンツの金利ストラテジスト、エド・アルフセイニ氏は債券市場が「今回の会合に向けてややショートになっていたため、当初の反応は安堵(あんど)感からの上昇だ」と発言。ただ、「14日に利上げ決定を強いる材料はこの統計にはほとんどないというのが基本的な見方だ」と述べた。
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