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概要:ドイツ銀行と傘下の資産運用会社DWSの気候変動関連投資方針に抗議し、環境団体「グリーンピース」が14日、フランクフルトの本店に巨大な黄色の横断幕を掲げた。
6月14日、ドイツ銀行と傘下の資産運用会社DWSの気候変動関連投資方針に抗議し、環境団体「グリーンピース」が、フランクフルトの本店に巨大な黄色の横断幕を掲げた(2023年 ロイター/Tom Sims)
[フランクフルト 14日 ロイター] - ドイツ銀行と傘下の資産運用会社DWSの気候変動関連投資方針に抗議し、環境団体「グリーンピース」が14日、フランクフルトの本店に巨大な黄色の横断幕を掲げた。
ドイツ銀とDWSには、環境に配慮しているかのように見せかける「グリーンウォッシング」疑惑が浮上している。グリーンピースの抗議活動は、年次株式総会を翌日に控える中で行われた。
グリーンピースは、ドイツ銀の本店の低層部分のガラス張りの表面にドイツ語で「気候を守れ」といった言葉が書かれた黄色の巨大な横断幕を掲げた。
この騒ぎに警察車両が数台駆け付けたが、警察は逮捕者はいないと話した。
昨年、DWSはグリーンウォッシング疑惑で当局の家宅捜索を受け、経営トップが辞任した。
後任トップは15日の株主総会で、調査に協力していると説明する予定。
ドイツ銀行は、持続可能性と気候対応は「戦略上の優先事項」とし、DWSの持続可能性の方針・基準の策定を支援していると述べた。
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