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概要:ドル/円は前週末のニューヨーク市場終盤(141.82/85円)から小幅に下落し、午後3時時点では141.64/66円付近で取引されている。ドルは一時7カ月ぶりの高値を付けた後、持ち高調整の売りや日経平均株価の大幅安を受けてクロス円を中心に円買い圧力がかかり、弱含んだ。
[東京 19日 ロイター] - ドル/円は前週末のニューヨーク市場終盤(141.82/85円)から小幅に下落し、午後3時時点では141.64/66円付近で取引されている。ドルは一時7カ月ぶりの高値を付けた後、持ち高調整の売りや日経平均株価の大幅安を受けてクロス円を中心に円買い圧力がかかり、弱含んだ。
6月19日 ドル/円は前週末のニューヨーク市場終盤(141.82/85円)から小幅に下落し、午後3時時点では141.64/66円付近で取引されている。
ドル/円は午前の取引で実需のドル買いが入り、一時141.97円付近で昨年11月以来の高値を付けた。その後は、急ピッチな円安進行で「当局がけん制姿勢を強めてくる可能性が高く、利益確定の円の買い戻しが出やすくなってきた」(国内証券)との声が聞かれ、ドルは上げ幅を縮小した。
午後に入り、日経平均株価が一時400円を超える下落となったことを受けて、豪ドルやカナダドルを中心にクロス円で円買い圧力が強まり、ドル/円も一時141.45円付近まで下押された。
金融緩和を維持する日銀と金融引き締め姿勢を示す米連邦準備理事会(FRB)との方向性の違いが鮮明となり、日米金利差拡大を意識したドル買い/円売りが進み、足元では141円台を維持している。
米FRBの当局者らは16日、金利据え置きを決めた13─14日の連邦公開市場委員会(FOMC)後初めて発言し、タカ派姿勢を相次ぎ示した。
ステート・ストリート銀行の東京支店長、若林徳広氏は、日銀の金融政策に対する方針に変更がない限り、「経済指標次第で米FRBが追加利上げを実施する可能性や、金利が長く高い水準で維持されるとの見方から、ドル/円はじわじわと上がりやすい」と指摘。
ドルは145円台は視野に入るものの、日本当局による円安けん制発言も一段と強まりやすいとみられ、「142円超えたあたりでは上値の重さが意識されやすい」(若林氏)との見方を示した。
米財務省は16日、半期に一度の外国為替報告書で、日本を「監視対象」から除外した。しかし、日本は昨秋に過去最大の円買い介入を実施しており、今回の除外が当局の姿勢に大きな変化を与えるとの見方は多くない。
財務省の神田真人財務官は19日午前、財務省内でロイターの取材に対し、日本が米国の為替報告書の監視対象から外れたことを歓迎すると述べた。「日頃から(米国と)緊密に意思疎通を図ってきた」とした。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 141.64/66 1.0938/42 154.96/00
午前9時現在 141.85/87 1.0938/42 155.18/22
NY午後5時 141.82/85 1.0933/37 155.22/26
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