简体中文
繁體中文
English
Pусский
日本語
ภาษาไทย
Tiếng Việt
Bahasa Indonesia
Español
हिन्दी
Filippiiniläinen
Français
Deutsch
Português
Türkçe
한국어
العربية
概要:東京株式市場で日経平均は、前営業日比483円34円安の3万2781円54銭と、大幅続落した。海外中銀の相次ぐ大幅利上げでリスクオフムードが高まり、利益確定売りが強まった。これまで株高を主導してきた銘柄群の下げが目立ち指数を押し下げ、日経平均は節目の3万3000円を割り込んだ。日経平均の日中値幅は957円と、今年最大となった。
[東京 23日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比483円34円安の3万2781円54銭と、大幅続落した。海外中銀の相次ぐ大幅利上げでリスクオフムードが高まり、利益確定売りが強まった。これまで株高を主導してきた銘柄群の下げが目立ち指数を押し下げ、日経平均は節目の3万3000円を割り込んだ。日経平均の日中値幅は957円と、今年最大となった。
6月23日、東京株式市場で日経平均は、前営業日比483円34円安の3万2781円54銭と、大幅続落した。
日経平均は、前日の米ハイテク株高の流れを引き継いで193円高と、底堅くスタート。ただ、買いの勢いは続かず前場中盤からは値を消し、マイナス圏に沈んだ。株高をけん引してきた指数寄与度の大きい銘柄や主力株の下押し圧力が強まった。後場には一段と下げ幅を広げ、一時689円安の3万2575円56銭まで下落した。
市場では、ノルウェー中銀や英中銀など海外中銀による大幅利上げを受けて、マーケットのリスクオフムードが高まったとの指摘があった。海外の機関投資家などによる半期の決算を意識したポジション調整が出たとの意見が聞かれたほか「6月末を控えて年金のリバランスに絡んだ売りも出ているのではないか」(いちよし証券の投資情報部銘柄情報課課長・及川敬司氏)との見方が示された。
一方、日本株を取り巻く環境が急速に悪化したわけではなく、調整が一巡した後は底堅い展開を見込む意見も聞かれた。「目先2カ月程度の日経平均は足元の3万2800円近辺を中心として、3万1000―3万3500円程度で推移するのではないか」(外資証券・アナリスト)という。
TOPIXは1.38%安の2264.73ポイントで取引を終了。東証プライム市場指数は1.38%安の1165.41ポイントだった。東証プライム市場の売買代金は4兆4312億2000万円と、商いが膨らんだ。東証33業種では、電気・ガス、食料品以外の31業種が値下がり。卸売、非鉄金属、輸送用機器などが下落率上位に並んだ。
個別では、指数寄与度の大きいファーストリテイリング、ソフトバンクグループ、ダイキン工業がそれぞれ2%超安と軟調。三菱商事や三井物産など商社株も売られた。
東京電力ホールディングスが年初来高値を更新するなど、電力株は底堅く推移した。
プライム市場の騰落数は、値上がり325銘柄(17%)に対し、値下がりが1456銘柄(79%)、変わらずが52銘柄(2%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 32781.54 -483.34 33458.35 32,575.56─33,533.47
TOPIX 2264.73 -31.77 2307.67 2,253.58─2,309.60
プライム指数 1165.41 -16.36 1187.28 1,159.74─1,188.49
スタンダード指数 1111.05 -4.00 1119.68 1,105.82─1,121.97
グロース指数 1053.18 -16.92 1081.23 1,041.12─1,081.83
東証出来高(万株) 158845 東証売買代金(億円 44312.20)
免責事項:
このコンテンツの見解は筆者個人的な見解を示すものに過ぎず、当社の投資アドバイスではありません。当サイトは、記事情報の正確性、完全性、適時性を保証するものではなく、情報の使用または関連コンテンツにより生じた、いかなる損失に対しても責任は負いません。