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概要:来週の東京株式市場は、一進一退の展開が想定されている。目立った経済統計の発表がないことから、全体的に方向感に欠く週になるとみられている。日本株は急ピッチで上昇してきた反動から、上値では利益確定売りが出やすい反面、下値では出遅れた投資家による押し目買いも入るとみられている。
[東京 23日 ロイター] - 来週の東京株式市場は、一進一退の展開が想定されている。目立った経済統計の発表がないことから、全体的に方向感に欠く週になるとみられている。日本株は急ピッチで上昇してきた反動から、上値では利益確定売りが出やすい反面、下値では出遅れた投資家による押し目買いも入るとみられている。
6月23日、来週の東京株式市場は、一進一退の展開が想定されている。
小売り企業の決算が本格化する中で、好決算企業へは物色が向かいそうだ。
日経平均の予想レンジは3万2500円―3万3700円。
<野村証券 投資情報部ストラテジスト 沢田麻希氏>
「目立った経済統計の発表が予定されていない上、大きなイベントがない中では、米連邦準備理事会(FRB)高官の発言に注目が集まるとみている。そこで、さらに利上げ観測が強まった場合は株式市場が調整する可能性も無きにしも非ずだだろう。ただ、日本株は足元でやや上昇が一服した分、企業業績拡大への期待などが継続する中では、下落した銘柄には押し目買いが入りやすく、3万3700円に向けての動きになるのではないか。他方、下落した場合は、3万3000円が心理的節目になるとみている。
相場全体が大きく動くことは想定していないが、日本では小売り企業の決算発表が本格化してくるので、インバウンド(訪日客)の回復などが追い風となり、百貨店やドラッグストアなど、小売り企業への物色の動きが強まる可能性があるだろう」
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<大和証券 チーフ・グローバル・ストラテジスト 壁谷洋和氏>
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「足元で日本株はいったん下げているが、そこまで焦りを感じるほどの下落ではないとみている。下がるのを待っていた投資家もいるので、仕切り直しの買いなども引き続き入ってくるとみられ、大きく崩れることは想定しづらい。むしろ堅調な相場の地合いは継続する可能性が高いとみており、上値は3万3500円程度でみている。
ただ、ここまで一本調子で上げてきた反動で調整が続く可能性はある。他方、下値を待ち構えている人もそれなりに多いと思うので、3万2000円台半ばまで下落した際は、押し目買い意欲も強そうだ。
米国では個人消費(PCE)デフレーターが発表されるが、市場はすでに7月の利上げをある程度織り込んでいるにせよ、その先を気にしているので、上振れた場合はそれなりにネガティブに反応するのではないか」
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