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概要:ドル/円は前日のニューヨーク市場終盤(143.11/12円)から小幅上昇し、午後3時時点は143.38/40円付近で取引されている。ユーロ安/ドル高の流れがドル/円に波及したことや日米の金融政策の違いが意識され、ドルは一時143.44円付近と7カ月ぶり高値を更新した。
[東京 23日 ロイター] - ドル/円は前日のニューヨーク市場終盤(143.11/12円)から小幅上昇し、午後3時時点は143.38/40円付近で取引されている。ユーロ安/ドル高の流れがドル/円に波及したことや日米の金融政策の違いが意識され、ドルは一時143.44円付近と7カ月ぶり高値を更新した。
6月23日 ドル/円は前日のニューヨーク市場終盤(143.11/12円)から小幅上昇し、午後3時時点は143.38/40円付近で取引されている。写真は1ドル紙幣で、2021年11月に撮影(2023年 ロイター/Murad Sezer)
ドルは実質的な五・十日に伴い仲値にかけては実需の売り買いが交錯。その後は「(前日の海外市場で)142.50円を節目を超えたことからテクニカル的に買いが入りやすい」(国内銀)ことや米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が議会証言でタカ派姿勢を維持したこともドルを下支えし、143円前半まで上昇した。
その後、日経平均株価や香港株が大幅に下落するなどリスクオフの流れが強まり、クロス円を中心に円買い圧力が強まり、ドルは一時142.85円付近まで軟化した。
しかし、ドルは再び143円に浮上。「リスク回避の円買いと金融政策の違いを意識したドル買いのせめぎ合い」(上田東短フォレックスの営業企画室室長、阪井勇蔵氏)となり、ドルは底堅さを維持した。
ドルは143円前半と昨年11月以来の高値圏で推移している。 SBIリクイディティ・マーケットの金融市場調査部長、上田真理人氏は「以前はドル主導で円安が進んだものの、足元は英国や欧州など主要中銀との金融政策の方向性の違いを意識したクロス円主導が要因だ」と指摘。「145円もしくは(昨年高値と今年安値の76.4%戻しの)146円前半近辺が上値として意識される」との見方を示す。政府・日銀による為替介入への警戒感も高まりやすく、一気に150円に向かうのは難しいとみる。
朝方発表された5月の全国消費者物価指数(CPI)が予想比で上振れたことも市場の関心を集めた。「年末まで2%に下落するのか不透明。円安が進めば、輸入インフレ圧力が強まる可能性ある」(国内証券)とみられ、日銀の政策修正を巡る思惑が交錯しやすいと指摘する声が聞かれた。
トルコリラが対ドル、対円で最安値を更新。利上げ幅が予想を大きく下回り、失望売りが殺到した。
トルコ中央銀行は22日、政策金利の1週間物レポレート6.5%引き上げて15.0%とした。しかし、事前の市場予想は11.5%の引き上げ幅だったため「金融政策の大転換は起こらなかった」(外銀)との声が上がっている。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 143.38/40 1.0931/35 156.75/79
午前9時現在 143.02/04 1.0954/58 156.68/72
NY午後5時 143.11/12 1.0956/59 156.78/82
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