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【欧州市況】株は６日続落、成長や政策のリスク見極め－国債は上昇
概要：26日の欧州株は小幅安。投資家は週末にロシアで起きた武装蜂起によるリスクを意識したほか、経済成長見通しや金融政策動向を注視している。
26日の欧州株は小幅安。投資家は週末にロシアで起きた武装蜂起によるリスクを意識したほか、経済成長見通しや金融政策動向を注視している。
ストックス欧州600指数は0.1％安。一時は0.7％安まで売り込まれた。６営業日続落は昨年10月以来の長期連続安。この日はヘルスケアや食料品関連の銘柄が下落した一方で、エネルギーや鉱業、化学株が上昇した。
欧州債市場ではドイツ債が中期債を中心に続伸。ドイツ企業の景気見通し悪化が手掛かりだった。すでに1992年以来の大幅となっている２年債、10年債の逆イールドはこの日、さらに３ベーシスポイント（ｂｐ、１ｂｐ＝0.01％）広がった。
ドイツ企業の景気見通し悪化－６月のＩｆｏ指数急落、全予想を下回る
ギリシャ10年債は他のユーロ圏国債を小幅にアウトパフォームした。25日投開票されたギリシャ再選挙で、ミツォタキス前首相が地滑り的な勝利を収めたことが好感された。
英国債は長期債が好調。供給見通しが手掛かりとなった。長期国債は少なくとも１週間は入札予定がない。
6月26日の欧州マーケット概観（表はロンドン午後６時現在）
| 債券 | 直近利回り | 前営業日比 |
|---|---|---|
| 独国債2年物 | 3.09% | -0.02 |
| 独国債10年物 | 2.31% | -0.04 |
| 英国債10年物 | 4.30% | -0.02 |
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