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概要:米金融当局が2024年を通じて利下げを回避するというシナリオでは、円は金利差を背景に1ドル=160円に下落する可能性があると、山田修輔、デバリエいづみ両氏らバンク・オブ・アメリカ(BofA)のストラテジストは予想した。
米金融当局が2024年を通じて利下げを回避するというシナリオでは、円は金利差を背景に1ドル=160円に下落する可能性があると、山田修輔、デバリエいづみ両氏らバンク・オブ・アメリカ(BofA)のストラテジストは予想した。
同行では、米連邦公開市場委員会(FOMC)は来年5月に利下げを開始するとみているが、米国でのインフレ鈍化や金融緩和のタイミングを巡る不透明感は高いと指摘。
「FOMCの政策据え置きが長期になればなるほど、ドルの対円相場は高水準で安定する可能性があり、金利差で示唆される水準を超える公算が大きい。キャリー取引が加速し、個人の対外投資が増えることが背景にある」とストラテジストらはリポートに記述。「2年物スワップ金利差はドル150円前後を示唆している」とした。
その上で、「米金融当局が24年中に利下げを実施しない場合、金利差はさらに拡大する可能性があり、ドル・円相場はキャリー取引を背景に金利差をオーバーシュートし、160円が視野に入り得る」と記した。
日本銀行によるインフレ対応が遅いことで円安圧力が強まるのに伴い、今年の9月までに147円に達する可能性があるとも分析。
日銀が7月会合でイールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)の「小幅修正」に動くというのが基本シナリオだとし、「FOMCが24年は政策を据え置くとの見通しが強まれば、日銀にとってはYCCを早期に緩和する、もしくは23年中に撤廃する動機が強まる可能性が高い」と同ストラテジストらは指摘。
「そうなれば日銀は短期政策金利について、当社が現在想定しているように単にゼロに戻すというよりも、24年に若干のプラス圏に引き上げる必要があるかもしれないというリスクも高まる」と続けた。
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