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スリランカ中銀、政策金利2％引き下げ 年内に追加利下げか
概要：スリランカ中央銀行は６日、主要政策金利を２００ベーシスポイント（ｂｐ）引き下げた。利下げは２カ月連続。
［コロンボ ６日 ロイター］ - スリランカ中央銀行は６日、主要政策金利を２００ベーシスポイント（ｂｐ）引き下げた。利下げは２カ月連続。
スリランカ中央銀行は６日、主要政策金利を２００ベーシスポイント（ｂｐ）引き下げた。
昨年の経済危機でインフレが鈍化しており、国際通貨基金（ＩＭＦ）の金融支援を受け、経済成長の再開を目指す。
常設預金ファシリティー金利を１３％から１１％に、常備貸出ファシリティー金利を１４％から１２％にそれぞれ引き下げた。
前回６月の政策決定会合では２５０ｂｐの利下げを実施していた。
昨年はインフレ抑制のため、計９５０ｂｐの利上げを実施。今年３月３日にも１００ｂｐの利上げを行った。
中銀は「銀行・金融セクターは、今回の大幅な金融緩和の恩恵を個人や企業に還元し、今後の経済活動の回復を支援することを求められる」と表明した。
同国のインフレ率は昨年９月に前年比７０％でピークに達した後、段階的に低下。今年６月は１２％だった。
ファースト・キャピタルの調査責任者は、中銀はできる限り早期の国内債務再編を目指すとし、「金利を急速に引き下げた後は、超長期債を発行し、政府の借り入れコストを減らすだろう」と述べた。
中銀は、第２・四半期の経済活動は引き続き低迷したが、年内に緩やかに回復に向かうと予想。政策の正常化、供給状況の改善、輸入規制の緩和、外貨流動性の拡大などが寄与すると述べた。
アナリストは、景気支援と企業・政府の借り入れコスト引き下げに向け、今後数カ月でさらに利下げがあると予想している。
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