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概要:終盤のニューヨーク外為市場では、ドル指数が下落し2カ月ぶりの安値を付けた。米金融政策の引き締めサイクルが終わりに近づいているとの米連邦準備理事会(FRB)当局者の発言が引き続き材料視された。一方、予想を上回る賃金の伸びを受けポンドが15カ月ぶりの高値を付けた。
[ニューヨーク 11日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドル指数が下落し2カ月ぶりの安値を付けた。米金融政策の引き締めサイクルが終わりに近づいているとの米連邦準備理事会(FRB)当局者の発言が引き続き材料視された。一方、予想を上回る賃金の伸びを受けポンドが15カ月ぶりの高値を付けた。
終盤のニューヨーク外為市場では、ドル指数が下落し2カ月ぶりの安値を付けた。米金融政策の引き締めサイクルが終わりに近づいているとの米連邦準備理事会(FRB)当局者の発言が引き続き材料視された。一方、予想を上回る賃金の伸びを受けポンドが15カ月ぶりの高値を付けた。
ドル/円は一時、4週間ぶりの安値となる140.17円まで下落。終盤は0.7%安の140.385円。ドルは対スイスフランでも2年半ぶりの安値を付けた。終盤は0.6%安の0.8797フランだった。
複数のFRB当局者は10日、FRBはインフレ抑制に向け追加利上げを実施する必要がありそうだが、現在の金融引き締めサイクルは終わりに近づいていると述べた。
この発言を背景にドル指数は101.66と2カ月ぶりの安値を付けた。終盤は0.3%安の101.65だった。
フォレックス・ドット・コムとシティ・インデックスのグローバルリサーチ主任マット・ウェラー氏は「7日に発表された米雇用統計はパンデミック(世界的大流行)以降で初めて米労働市場の潜在的な亀裂を示し、FRBが年内の利上げを1回にとどめなければならない可能性を示唆した」と述べた。
米労働省が7日発表した6月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は予想以上に伸びが鈍化し、2020年12月以来2年半ぶりの小幅増にとどまった。
ウェラー氏はまた「12日の米消費者物価指数(CPI)発表が待たれる中、11日に発表された英賃金の力強い伸びと現在進行中の日本円に対するショートカバーがポンドと日本円の上昇につながっている」とした。
6月の米コアCPIは前年同月比で5%上昇が見込まれている。
ポンド/ドルは一時1.2934ドルと約15カ月ぶりの高値を付けた。終盤は0.6%高の1.2930ドル。
英国立統計局(ONS)が11日発表した3─5月の賃金上昇率は過去最高に並んだ。
ユーロ/ドルは1.1027ドルと2カ月ぶりの高値を付けた。終盤は小幅高の1.1006ドル。
対ドルでノルウェークローネは約3カ月ぶり、スウェーデンクローナは2週間ぶりの高値を付けた。
豪ドルは0.2%高の0.6697米ドル、ニュージーランド(NZ)ドルは0.3%安の0.6197米ドルとなった。
ドル/円 NY終値 140.37/140.40
始値 140.37
高値 140.97
安値 140.24
ユーロ/ドル NY終値 1.1006/1.1010
始値 1.1005
高値 1.1009
安値 1.0978
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