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概要:14日の欧州株はほぼ変わらずだったが、週間では3月以来の大幅高を記録した。米金融引き締めサイクルが終わりに近づいているとの期待が後押しした。一方で厳しい決算発表シーズンが始まり、下期の株高の脅威となっている。
14日の欧州株はほぼ変わらずだったが、週間では3月以来の大幅高を記録した。米金融引き締めサイクルが終わりに近づいているとの期待が後押しした。一方で厳しい決算発表シーズンが始まり、下期の株高の脅威となっている。
ストックス欧州600指数は0.1%安。週間では約3%上昇した。
この日は金融サービスやテクノロジーが買われ、エネルギーや通信、保険などが売られた。米銀大手の一角が先陣を切って決算を発表し、全般的に米経済の底堅さを示す内容だった。
個別では、フィンランドの通信機器メーカー、ノキアが2023年の通期見通しを引き下げたことで下落。スウェーデンの同業エリクソンは4-6月(第2四半期)の利益が予想を上回ったものの売りに押された。
欧州債市場では、英国債が週間で3月以来最大の上昇。イングランド銀行(英中央銀行)が政策金利を6.5%以上にまで引き上げるとの見通しが後退した。英国債の上昇は、先週大きく下落していた短期債と中期債がけん引した。
イングランド銀行(英中央銀行)の政策発表日程にリンクした金利スワップの動向によれば、短期金融市場は英中銀のピーク金利を3月に6.23%と見込む。先週は6.68%と織り込まれていた。
この日は世界的に債券が反落。短期債の利回りが最も上昇した。英2年債利回りは6ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の5.18%。それでも週間では20bp余り低下した。
欧州中央銀行(ECB)の金利見通しはほぼ変わらず。短期金融市場は引き続き、ECBのピーク金利が4%に達することを完全に織り込んでいる。ドイツ10年債利回りは週間で10bp余り低下し、2.50%となった。
7月14日の欧州マーケット概観(表はロンドン午後6時現在)
債券 | 直近利回り | 前営業日比 |
---|---|---|
独国債2年物 | 3.21% | +0.06 |
独国債10年物 | 2.51% | +0.03 |
英国債10年物 | 4.44% | +0.02 |
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