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概要:午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場終盤の水準とほぼ横ばいの140円前半で推移している。ドルは朝方、実需のドル売り/円買いで139.75円まで下落したが、売りが一服すると米長期金利の上昇に伴って次第に水準を切り上げた。ただ、週末であることに加えて来週の中銀イベントを控えて値幅は限定的となり、午後は140円前半でもみ合いとなった。
[東京 21日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場終盤の水準とほぼ横ばいの140円前半で推移している。ドルは朝方、実需のドル売り/円買いで139.75円まで下落したが、売りが一服すると米長期金利の上昇に伴って次第に水準を切り上げた。ただ、週末であることに加えて来週の中銀イベントを控えて値幅は限定的となり、午後は140円前半でもみ合いとなった。
7月21日、午後3時のドル/円は、前日のニューヨーク市場終盤の水準とほぼ横ばいの140円前半で推移している。写真は米ドル紙幣。昨年2月撮影(2023年 ロイター/Dado Ruvic)
マーケット参加者の関心は来週の日米欧の中銀イベントに向かっており、特に日銀会合の注目度が高い。植田和男日銀総裁の発言を受けて政策の現状維持が決定されるとの見方が優勢だが、決定内容に加えて今後の政策動向について植田総裁がどのような見解を示すかに関心が集まっている。
りそなホールディングスのシニアストラテジスト、井口慶一氏は「今会合は現状維持でも、近い将来の政策修正を(植田総裁が)ほのめかすことがあれば、ドルは先週末に付けた安値付近の137円前半まで円高が進む可能性がある」と予想する。
一方で「仮にイールドカーブ・コントロール(YCC)の微調整などがあったとしても、それが正常化の始まりということでなければ、急激な円高が進むという状況ではない」(外国証券・チーフ為替ストラテジスト)との意見も聞かれた。
総務省が21日に発表した6月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は105.0と、前年同月比3.3%上昇した。電力各社で規制料金が引き上げられた影響でエネルギー価格の下落率が縮小し、コアCPIの伸び率は前月を上回った。
CPI公表後の為替の反応は限定的だったが「今回のCPIの結果をもって先々の政策動向を占うのはまだ難しく、市場も反応しづらかったのではないか」(りそなHD・井口氏)との指摘が出ていた。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 140.20/22 1.1141/45 156.22/26
午前9時現在 139.84/86 1.1133/37 155.70/74
NY午後5時 140.07/09 1.1128/32 155.88/92
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