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コロナ禍で高所得者が大量流出、カリフォルニア・ＮＹ州が最大の痛手
概要：米国では新型コロナウイルス禍で、ニューヨーク州とカリフォルニア州から高所得層が大量に流出したことが、金融情報会社スマートアセットの最新の調査で分かった。
最大の受け皿はフロリダ州とテキサス州、生活費の安さが魅力
高所得層ほど勤務地などを柔軟に選べる傾向－スマートアセット
2021年に高所得層の流入が大きかった州
米国ではコロナ流行に伴う在宅勤務の浸透で、生活費の安い場所へと移転する動きが広がった。
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スマートアセットの経済分析担当マネジングエディター、ジャクリン・デジョン氏は「生活費と移住には相関関係がある」と指摘。「高所得者ほど、勤務地や勤務形態に関して、より柔軟に対応できる傾向がある」と述べた。
スマートアセットは、労働者の移動を追跡するために米内国歳入庁（ＩＲＳ）のデータを分析。調査によると、ニューヨーク州では、21年に高所得者が約１万9800人の純減となった。
カリフォルニア州では、高所得者が２万7300人の純減となり、純減幅は前年の約１万9200人から拡大。一方、フロリダ州では高所得者が約２万7600人の純増となり、純増幅は前年の２万300人から増加した。
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