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概要:フランスの高級ブランドグループ、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトンの米国での4-6月(第2四半期)売上高は、景気減速の影響で一部買い物客が高級な衣服やハンドバッグの購入を控えたことで減少した。
2023年7月26日 11:13 JST
米国での既存事業売上高は1%減、地域別では唯一の減収
高級品需要は21、22年に経験したリベンジ消費から正常化へ-CFO
フランスの高級ブランドグループ、LVMHモエヘネシー・ルイヴィトンの米国での4-6月(第2四半期)売上高は、景気減速の影響で一部買い物客が高級な衣服やハンドバッグの購入を控えたことで減少した。
LVMHの25日の発表によると、米国での既存事業売上高が1%減となり、地域別では唯一の減収となった。「ルイ・ヴィトン」や「セリーヌ」を含む同社最大部門であるファッション・皮革製品部門の売上高は21%増と、アナリストの予想に合致した。
ジャン・ジャック・ギオニー最高財務責任者(CFO)は記者団に対し、「世界的なムードは、2021年と22年に経験したようなリベンジ消費の方向ではない。従って、われわれは高級品全体に対する需要の一段の正常化について議論しつつある」と語った。
LVMHの米国預託証券(ADR)は25日、一時4.1%下落した。
世界的な事業展開と幅広いブランドそろえが奏功し、LVMHは同業他社よりも米国の景気鈍化にうまく対応してきている。
サンフォード・C・バーンスタインのアナリスト、ルカ・ソルカ氏はリポートで、今回の結果は「正常化への第一歩」を示唆しているとし、「その移行は若干混乱を生み出す可能性が高いが、ハードランディングとなるリセッション(景気後退)がなければ、このセクターはすぐに平静を取り戻すだろう」と指摘した。
さらにギオニー氏は、「クリスチャン・ディオール」が今月、全世界で平均4%の値上げを行うなど、価格の引き上げも行っていると説明する。
ただ、上期の経常利益は116億ユーロ(約1兆8100億円)と、アナリスト予想平均の118億ユーロをわずかに下回った。
部門別で見ると、4-6月はワイン・スピリッツ部門を除き、全ての部門で売り上げが2桁の伸びとなった。ワイン・スピリッツ部門は米国でのヘネシーコニャックの需要低迷が響いた。
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