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概要:総務省が28日公表した7月の東京都区部消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は105.1と、前年比3.0%上昇し、6月の3.2%からプラス幅が縮小した。ロイターがまとめた民間予測では同2.9%上昇だった。
総務省によると、7月の東京都区部消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は前年同月比3.0%上昇した。前月は同3.2%上昇だった。
[東京 28日 ロイター] - 総務省が28日公表した7月の東京都区部消費者物価指数(生鮮食品を除く、コアCPI)は105.1と、前年比3.0%上昇し、6月の3.2%からプラス幅が縮小した。ロイターがまとめた民間予測では同2.9%上昇だった。
一方、物価のより基調的な動きを示す除く生鮮食品・エネルギー(コアコアCPI)の前年比はプラス4.0%となり、6月のプラス3.8%よりプラス幅が拡大した。
6月と比べてコアCPIのプラス幅が縮小したのは、エネルギー価格の前年比下落率が6月の6.9%から7月は11.9%に拡大したため。電気代や都市ガス代のマイナス幅が拡大した。一方、6月前年比0.7%下落していたガソリン価格は7月に1.6%の上昇に転じた。
6月と比べてコアコアCPIのプラス幅が拡大したのは、携帯電話通信料や食品価格の上昇が主な理由。
携帯通信料の前年比は6月のプラス2.9%から、7月はプラス10.2%に拡大した。
生鮮食品を除く食料の前年比の上昇率が6月の8.9%から7月は9.0%に拡大した。主な大幅値上げ品目は、ハンバーガー(前年比14.3%)、アイスクリーム(12.2%)、鶏卵(31.4%)、あんパン(13.7%)、炭酸飲料(13.7%)。
総合指数は前年比3.2%上昇した。
(竹本能文)
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