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概要:来週の東京株式市場は、波乱含みの展開が見込まれる。日米欧の金融政策決定会合は通過したが、ドル安/円高が進行した場合は相場が大きく崩れるリスクもある。他方、決算を受けた個別物色の動きは活発になるとみられ、好決算企業への買いが相場を支えることになりそうだ。
7月28日 来週の東京株式市場は、波乱含みの展開が見込まれる。
[東京 28日 ロイター] - 来週の東京株式市場は、波乱含みの展開が見込まれる。日米欧の金融政策決定会合は通過したが、ドル安/円高が進行した場合は相場が大きく崩れるリスクもある。他方、決算を受けた個別物色の動きは活発になるとみられ、好決算企業への買いが相場を支えることになりそうだ。
日経平均の予想レンジは3万1300円―3万2800円。
<三井住友トラスト・アセットマネジメント チーフストラテジスト 上野裕之氏>
「基調的には株価は下方向と見込んでいる。市場は今後、日銀が実際にどのようなオペレーションをしていくのかをみていくことになるが、円安が進むことはない思うので株式相場にとっては重しとなる。日経平均は3万1800円近辺まで下落するリスクはあるのではないか」
「企業の決算発表の内容を手掛かりとした個別物色の動きが中心になるだろう。経済イベントとしては、米国の7月ISM製造業景気指数に注目している。最近発表されたGDP(国内総生産)が良かったこともあり、米景気が軟着陸(ソフトランディング)できるかを占う上でも市場の関心は高い。結果を受けた米国市場の反応と、日本市場への影響という面でも注視している」
<SMBC信託銀行 投資調査部長 山口真弘氏>
「中銀イベントを通過し、注目は企業の決算発表に移るだろう。メガバンクやトヨタ自動車の決算も控えており、市場の関心はいったんは実体経済から業績に向くとみている。決算で好業績が確認できれば、日本株は上方向に振れることもあるのではないか」
「メインシナリオとしては日経平均は3万2000円を中心に値幅を伴って上下する可能性が高いが、基調がどちらかに明確に出るわけでもなさそうだ。3万2000円を割れると売買が薄い価格帯になるので、値が飛ぶリスクがある。加えて円高が進行した場合、3万1000円まで下落する可能性もあるだろう」
「経済指標では、中国の製造業PMIに注目している。景気悪化も予想されている中で実際に悪い数字が出てきた場合は日本株にも下押し圧力となり、思ったほど悪くない結果であればサポート要因となるのではないか」
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