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米投資銀、今年の賞与は最大25％減少も＝調査
概要：金融市場の低迷が続いているため、米投資銀行のＭ＆Ａ（合併・買収）助言部門のバンカーは今年の賞与が２０─２５％減少する――。コンサルタント会社ジョンソン・アソシーツが７日発表したリポートでこうした見通しを示した。
８月７日、金融市場の低迷が続いているため、米投資銀行のＭ＆Ａ（合併・買収）助言部門のバンカーは今年の賞与が２０─２５％減少する――。写真はボスニア・ヘルツェゴビナのサラエボで２０１８年２月撮影（２０２３年 ロイター／Dado Ruvic）
［ニューヨーク ７日 ロイター］ - 金融市場の低迷が続いているため、米投資銀行のＭ＆Ａ（合併・買収）助言部門のバンカーは今年の賞与が２０─２５％減少する――。コンサルタント会社ジョンソン・アソシーツが７日発表したリポートでこうした見通しを示した。
暗い見通しが債務・株式の引受部門も圧迫しており、賞与の原資は横ばいか、もしくは１０％程度減少する可能性があるという。
賞与は株式トレーディング部門で５─１０％減少し、債券トレーディング部門で５％の増加もしくは減少すると予想されている。
引受部門は勢いが増しつつあるが、助言部門の回復は２０２４年以降となり、インセンティブ報酬は頭打ちの状態が続く公算が大きいという。
また国際的に業務展開する大手銀のリテール・コマーシャル部門の賞与は１０─２０％増加する半面、地銀では１０─２０％減少するとみられ、銀行の規模で明暗が分かれた。
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