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概要:イタリア政府は、銀行に対し今年40%の超過利潤税を課税することを承認した。税収は住宅ローンの支援に充てる。これを受け、株式市場では銀行株が急落している。
[ローマ 8日 ロイター] - イタリア政府は、銀行に対し今年40%の超過利潤税を課税することを承認した。税収は住宅ローンの支援に充てる。これを受け、株式市場では銀行株が急落している。
銀行は大幅な利上げを背景に記録的な好業績を達成しており、会見したサルビーニ副首相は、貸出金利と預金金利の差が大きいと批判した。超過利潤税は銀行の純金利収入に課税する。
バンク・オブ・アメリカのアナリストによると、政府の税収は20億─30億ユーロとなり、銀行の利益が2─9%目減りする可能性がある。
0727GMT(日本時間午後4時27分)現在、イタリアの銀行株指数は7.5%急落。最大手のインテーザ・サンパオロは8%値下がりしている。
イタリアの右派政権は銀行が金利上昇分を預金者に転嫁していないと繰り返し批判していた。
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