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概要:先週発表された7月の米消費者物価指数(CPI)を受け、米銀JPモルガン・チェースのチーフマーケットストラテジスト、マルコ・コラノビッチ氏は米国のインフレ率が3%付近で推移するとの見方を強めた。米金融政策当局は長期的なインフレ目標として2%を掲げている。
工業回復と商品値上がりでコアサービスに根強いインフレを予想
日本株を「オーバーウエート」、ヘッジとして有益-JPモルガン
先週発表された7月の米消費者物価指数(CPI)を受け、米銀JPモルガン・チェースのチーフマーケットストラテジスト、マルコ・コラノビッチ氏は米国のインフレ率が3%付近で推移するとの見方を強めた。米金融政策当局は長期的なインフレ目標として2%を掲げている。
米CPI、コア指数2カ月連続で低い伸び-インフレ沈静化に期待 (3)
コラノビッチ氏は14日、世界的な工業セクターの成長回復と商品相場の上昇によって、コアサービスのインフレは根強い状態が続くとの予測を示した。
JPモルガンは日本株の投資判断をあらためて「オーバーウエート」とした。インフレの根強さが明らかになれば、日本の資産クラスが世界のポートフォリオにおいて有益なヘッジになるとみる。「日本株の買いは過去に照らし合わせても過度に進行しているわけでなない」と指摘した。
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