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午前のドルは堅調、対円・対豪ドルで9カ月ぶり高値
概要：午前のドルは堅調な展開となった。アジア時間の取引で、米１０年債利回りが４．２９％と昨年１０月につけた１５年ぶり高水準に迫る上昇となったことを受け、円や豪ドルに対して９カ月ぶり高値を更新した。
８月１７日、午前のドルは堅調な展開となった。アジア時間の取引で、米１０年債利回りが４．２９％と昨年１０月につけた１５年ぶり高水準に迫る上昇となったことを受け、円や豪ドルに対して９カ月ぶり高値を更新した。
［東京 １７日 ロイター］ - 午前のドルは堅調な展開となった。アジア時間の取引で、米１０年債利回りが４．２９％と昨年１０月につけた１５年ぶり高水準に迫る上昇となったことを受け、円や豪ドルに対して９カ月ぶり高値を更新した。
ドルは午前９時過ぎに、一時１４６．５６円まで上昇。前日海外高値を上抜けて、昨年１１月１０日以来の高値を付けた。買い手は実需に加え「介入を見越して上値で円を買い込んだ短期筋が損失確定の円売りに動くストップロスを狙ったドル買いが入りやすくなっている」（ＦＸ会社）という。
ドルは対豪ドルでも上昇し、昨年１１月４日以来９カ月ぶり高値を付けた。豪で発表された７月雇用統計で、就業者数が予想外に減少し、失業率も事前予想を上回ったことが手がかり。「中国景気の減速や世界的な株価の調整も、豪ドル売りにつながっている」（外銀ディーラー）という。
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