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概要:午後3時のドルは、前日のニューヨーク市場終盤(145.88/145.90円)に比べて小幅にドル安/円高の145円半ばで推移している。米長期金利の上昇が一服する中、ドル買いの勢いは限定的となった。24日から始まる経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」を前に様子見ムードも広がり、1日を通して動意に乏しい展開となった。
8月23日午後3時のドルは、前日のニューヨーク市場終盤(145.88/145.90円)に比べて小幅にドル安/円高の145円半ばで推移している。写真は1ドル紙幣。2021年11月に撮影(2023年 ロイター/Murad Sezer)
午後3時のドルは、前日のニューヨーク市場終盤(145.88/145.90円)に比べて小幅にドル安/円高の145円半ばで推移している。米長期金利の上昇が一服する中、ドル買いの勢いは限定的となった。24日から始まる経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」を前に様子見ムードも広がり、1日を通して動意に乏しい展開となった。
ドルは朝方から一進一退の値動きが継続。前日に16年ぶり高水準を付けた米10年債利回りが4.30%付近まで低下したことで、ドルが上値を追う動きはみられなかった。
足元のドル/円は米長期金利の動向につられる展開となる一方、「ジャクソンホール会議を控えて基本的には様子見姿勢が強い」(国内金融機関)との声が聞かれた。マーケット参加者はパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言に関心を寄せており、タカ派的なコメントが出れば、一段とドル高が強まるとの予想も出ている。
目先のドル/円について、T&Dアセットマネジメントのチーフ・ストラテジスト兼ファンドマネジャー・浪岡宏氏は「(ドルが)じりじりと上昇する可能性はあるが、日本当局の口先介入の警戒感もあり、神経質な感じは続きそうだ」とみている。昨日の取引では、日銀の植田和男総裁と岸田文雄首相が会談するとの報道で、円高に進む場面もみられた。
円債市場では新発10年国債利回り(長期金利)が0.675%まで上昇し、2014年1月以来の高水準となった。日本の長期金利が上昇しても、圧倒的な日米金利差があるため、ドル高/円安の流れが変わるとみる市場参加者は少ない。
ただ、このまま日本の長期金利の上昇が続けば、今後の日銀の金融政策が変わるのではないかとの思惑につながり、「市場の関心は、米国の金融政策動向から日本の政策動向に移りそうだ」(浪岡氏)という。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 145.67/145.68 1.0860/1.0864 158.22/158.26
午前9時現在 145.77/145.80 1.0844/1.0848 158.12/158.13
NY午後5時 145.88/145.90 1.0844/1.0848 158.22/158.26
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