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概要:米国の住宅ローン金利が22年ぶりの水準に上昇した。住宅購入希望者を一段と圧迫する格好となった。
米国の住宅ローン金利が22年ぶりの水準に上昇した。住宅購入希望者を一段と圧迫する格好となった。
フレディマック(連邦住宅貸付抵当公社)の24日発表によると、30年物固定住宅ローン金利は平均7.23%と、2001年5月以来の高水準。前週は7.09%だった。
家探しをする人にとっては過去ほぼ40年で最も手が届かない状況となっている。借り入れコストは昨年の初期から2倍に上昇し、現在の住宅所有者に転居や所有物件の売却を思いとどまらせている。取引成立を決意する買い手が希望する物件を巡って競争する中、価格は上昇。フレディマックのチーフエコノミスト、サム・ケイター氏は在庫について「ひどく低い」と指摘した。
7月の米中古住宅販売件数は、今年最も低い水準に沈んだ。在庫不足と借り入れコストの上昇が響いた。一方、米新築一戸建て住宅販売は7月に増加し、約1年半ぶりの高水準となった。
米中古住宅販売、7月は年初来の低水準-在庫不足と金利上昇が重し
米新築住宅販売、7月は1年半ぶりの高水準-市場予想も上回る
「新築住宅の在庫はやや増加し、新築住宅販売が増え続けており、厳しい住宅在庫状況がやや和らぐのに寄与している」とケイター氏は発表文で説明した。
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