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概要:まだ収益化のめどが立っていないベトナムの新興電気自動車(EV)メーカー、ビンファスト・オートの時価総額が米銀シティグループを超えた。この不可解な状況を著名空売り投資家のジム・チャノス氏は「正気の沙汰ではない」と表現した。
空売り投資家チャノス氏、株価急騰は「正気の沙汰ではない」
ビンファストの時価総額、S&P500種構成企業の約400社を上回る
まだ収益化のめどが立っていないベトナムの新興電気自動車(EV)メーカー、ビンファスト・オートの時価総額が米銀シティグループを超えた。この不可解な状況を著名空売り投資家のジム・チャノス氏は「正気の沙汰ではない」と表現した。
だが、米国市場に上場するビンファストの空売りは危険な試みだ。
ビンファストは市場に流通する浮動株が1%しかないため流動性が極めて低く、空売り筋にとっては株式を借りるコストが高くつく。浮動株の少なさにより、ビンファストは予測不可能な変動の影響を受けやすく、今週に入って時価総額が800億ドル(約11兆6700億円)余り急増。ゼネラル・モーターズ(GM)とフォード・モーターの合計時価総額を抜いた。
ビンファストの急騰は、さえない製品レビューや業務上の問題に悩まされている企業のファンダメンタルズとは相いれないようにみえるが、空売り筋は警戒を強めている。特別買収目的会社(SPAC)との合併を通じて米国に上場した流動性の低い企業は、いずれは上げを失っているが、その流れが反転するタイミングを見極めることは極めて難しいとされる。
ビンファストの株価は24日の取引で一時56%急騰し、時価総額は1200億ドルを突破。理論上は時価総額がS&P500種株価指数の構成企業およそ400社を上回り、シティグループやギリアド・サイエンシズよりも大きい計算になる。
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