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金利や対立、気候変動が新興国の主なリスクに－ＩＭＦのゴピナート氏
概要：国際通貨基金（ＩＭＦ）は、新興国に対し、厳しさを増す世界的な金融情勢や分断される貿易、気候変動の影響などが及ぼす新型コロナウイルスのパンデミック（世界的大流行）後のリスクに取り組まなければならないと指摘した。
国際通貨基金（ＩＭＦ）は、新興国に対し、厳しさを増す世界的な金融情勢や分断される貿易、気候変動の影響などが及ぼす新型コロナウイルスのパンデミック（世界的大流行）後のリスクに取り組まなければならないと指摘した。
ＩＭＦのギータ・ゴピナート筆頭副専務理事は１日、南アフリカのケープタウンで行われた会議に出席し、こうした要因によって「経済の展望は変わり、世界が一段と不安定かつ不確実になっている」との認識を示した。
これら互いに連動する課題への対処にはあらゆる手段が求められるとゴピナート氏は述べ、具体的には、より効率的な収入確保および支出、貿易の多様化、投資をさらに誘致できるような改革の促進、財政的・社会的に持続可能な気候戦略の実施などを挙げた。
同氏によればインフレ退治を背景に世界的な金利は「しばらくの間」高止まりする可能性がある。
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