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英中銀のマン委員、さらなる利上げへの支持を示唆
概要：イングランド銀行（英中央銀行）金融政策委員会（ＭＰＣ）のマン委員はインフレ退治に向けて追加利上げを支持する考えを示唆した。
イングランド銀行（英中央銀行）金融政策委員会（ＭＰＣ）のマン委員はインフレ退治に向けて追加利上げを支持する考えを示唆した。
マン氏は「政策金利を現在の水準に据え置けば、インフレが一段と持続しかねず、いずれもっと悪い代償を支払って対処せざるを得なくなる恐れがある」と指摘。「一層根強いインフレが実体化するリスクを防ぐため、政策担当者は引き締め過ぎて失敗する方を選ぶべきだ」と述べた。発言は11日夜にカナダで予定されている講演向けに準備された原稿に基づく。
マン氏の見解は他の当局者とは対照的だ。ベイリー総裁は先週、金利は「サイクルの頂点付近」にあるとの認識を示したほか、チーフエコノミスト、ヒュー・ピル氏は金利を当面、高水準で安定的に維持する「テーブルマウンテン」戦略への支持を表明していた。
英中銀総裁、金利は「サイクルの頂点付近」－指標は想定通りの動き
英中銀のピル氏、金利は「テーブルマウンテン」型が望ましい
マン氏は0.25ポイントの利上げを決めた先月の金融政策会合で、ハスケル委員とともに一段と大幅な50ベーシスポイント（ｂｐ、１ｂｐ＝0.01％）の利上げを主張していた。
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