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概要:欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのブイチッチ・クロアチア国立銀行(中銀)総裁は11日、ユーロ圏経済の主要な動きは時間の経過とともに明らかになるとして、インフレに対する勝利宣言は時期尚早との見方を示した。
欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのブイチッチ・クロアチア国立銀行(中銀)総裁は11日、ユーロ圏経済の主要な動きは時間の経過とともに明らかになるとして、インフレに対する勝利宣言は時期尚早との見方を示した。
ブイチッチ氏は2024年初めのデータで賃金がより明確になり、当局者は、確定的ではないがより詳しい消費者物価の動向を把握できると語った。
同氏は国際通貨基金(IMF)の年次会合が開催されているモロッコのマラケシュでのインタビューで、「12月にわれわれは使命を達成したとは言えないだろう。より辛抱強くなる必要がある」と述べた。
またECB政策委員会メンバー、スペイン銀行(中銀)のデコス総裁は、市場が見込んでいる来年6月の利下げ開始は現実的かもしれないとの見方を示唆した上で、利下げの協議は時期尚早だと強調した。
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