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概要:ドイツ銀行の7-9月(第3四半期)はコーポレートバンクの増収と預金流入がトレーディングの不振を打ち消した。同行は株主還元を加速させる方針を示した。
2023年10月25日 15:28 JST
30億ユーロの資本を還元する余地があると判断
金利上昇が最近四半期におけるトレーディングの減速打ち消しに寄与
ドイツ銀行の7-9月(第3四半期)はコーポレートバンクの増収と預金流入がトレーディングの不振を打ち消した。同行は株主還元を加速させる方針を示した。
25日の決算発表によると、7-9月期の収入は前年同期比約3%増の71億3000万ユーロ(約1兆1000億円)と、アナリスト予想とほぼ一致した。通年では予想レンジの上限である約290億ユーロに達する見込みだという。
また、資本配分の改善と当初予想より軽微な規制の影響により、30億ユーロの資本を還元する余地があるとしている。
コーポレートバンキング部門の7-9月期収入は21%増、リテール事業を含むプライベートバンク部門は約3%増収となった。
クリスティアン・ゼービング最高経営責任者(CEO)は発表文で「資本見通しが大幅に改善した。これにより、『グローバル・ハウスバンク』モデルの成長に投資し、リターンをさらに向上させ、株主への分配を増やし加速させる余地ができた」と説明した。
ゼービングCEOは5年間で80億ユーロを株主に還元するという公約を実現するため、コストを抑えつつ収益を増やすことに取り組んでいる。金利上昇が最近の四半期におけるトレーディングの減速打ち消しに寄与する一方、高インフレや管理体制を修正するための投資、リテール部門におけるITプロジェクトなどがこの課題を複雑にしている。
かつて成長の原動力だった債券トレーディング部門の7-9月期の収入は前年同期比12%減となり、平均で1.1%増だった米銀勢に大きく水をあけられた。24日に決算を発表した英銀バークレイズの26%減よりは小さい落ち込みだった。
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