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概要:米アマゾン・ドット・コムの7-9月(第3四半期)決算では売上高と利益がアナリスト予想を上回った。小売り部門の売り上げ増加や大幅なコスト抑制が寄与した。
米アマゾン・ドット・コムの7-9月(第3四半期)決算では売上高と利益がアナリスト予想を上回った。小売り部門の売り上げ増加や大幅なコスト抑制が寄与した。
26日の発表資料によると、7-9月期売上高は13%増の1431億ドル(約21兆5200億円)。ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均は1416億ドルだった。営業利益は112億ドルで、前年同期の25億ドルから大幅増。アナリスト予想平均は77億1000万ドルだった。
アマゾンの株価は今年に入って43%余り上昇している。リセッション(景気後退)懸念が薄れたほか、新型コロナウイルス禍に行った支出を抑制し利益を押し上げるというアンディ・ジャシー最高経営責任者(CEO)の方針が株価に好影響をもたらしている。アマゾンは商品のネット販売より収益性の高い、広告販売や独立系商店へのサービス提供、企業への演算能力提供といった事業への依存をますます強めている。
7-9月期の1株利益は94セント。アナリスト予想は58セントだった。
アマゾンの株価は通常取引後の時間外取引で一時約4%上昇した。
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