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概要:米エネルギー資源会社オキシデンタル・ペトロリアムは、テキサス州のシェール掘削会社クラウンロックを買収することで同社と合意した。北米で最も産油量の多い油田地帯で企業統合が活発化しており、現金と株式を合わせた買収の規模は約102億ドル(約1兆4900億円)と評価されている。
2023年12月11日 23:14 JST
米エネルギー資源会社オキシデンタル・ペトロリアムは、テキサス州のシェール掘削会社クラウンロックを買収することで同社と合意した。北米で最も産油量の多い油田地帯で企業統合が活発化しており、現金と株式を合わせた買収の規模は約102億ドル(約1兆4900億円)と評価されている。
オキシデンタルは11日の声明で、買収は規制当局の承認を経て2024年1-3月(第1四半期)中に完了する予定だと発表した。買収資金はバンク・オブ・アメリカ(BofA)を通じた最大100億ドルのつなぎ融資と、約17億ドル相当の新株発行で賄うという。11日のニューヨーク株式市場でオキシデンタルは下落。通常取引前の時間外で一時1.5%下げた。
パーミアン盆地で原油を生産する株式未公開企業の中で、クラウンロックはトップの部類に入る。オキシデンタルは2019年に同業アナダルコ・ペトロリアムを巨額で買収。それによって取得した資産を、クラウンロック買収で補完する。ビッキー・ホラブ最高経営責任者(CEO)は買収を確実にするため、資産家ウォーレン・バフェット氏に協力を取り付けた。バフェット氏の保険・投資会社バークシャー・ハサウェイは複雑な取り決めにより、オキシデンタルの最大株主となった。
オキシデンタルとクラウンロックが合意した背景で、北米のシェールセクターは成熟し、成長が鈍化。投資家は自社株買いや配当継続を求め、石油会社の経営陣に圧力をかけている。多くの有望な生産地はすでに掘削されており、コロナ禍後の原油高騰で潤沢な資金を得た企業は、新たな掘削地を確保するために同業を買収する動きを強めている。
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