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概要:ドイツの景気見通しに対する投資家の信頼感は12月に市場予想に反して改善した。これで改善は5カ月連続となった。インフレ鈍化に伴い、同国経済が落ち着きつつある可能性が示唆された。
ドイツの景気見通しに対する投資家の信頼感は12月に市場予想に反して改善した。これで改善は5カ月連続となった。インフレ鈍化に伴い、同国経済が落ち着きつつある可能性が示唆された。
ドイツの欧州経済研究センター(ZEW)が12日発表した12月の期待指数は12.8と、前月の9.8から上昇した。エコノミスト予想では低下が見込まれていた。現状指数も前月から上昇した。
12月のドイツZEW調査:景況感指数(表)
ZEWのバンバッハ所長は発表文で、「ここ最近は財政危機もあったが、ドイツの現状に対する判断と経済への期待は再びわずかに上向いた」と述べ、「調査回答者の中で、欧州中央銀行(ECB)が中期的に利下げすると予想している人の割合が倍増したことも、その一助となっている」と続けた。
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