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ウォーレン氏、富裕層への課税引き上げで社会保障給付の拡大を計画
概要：来年の米大統領選で民主党候補指名を目指すエリザベス・ウォーレン上院議員（マサチューセッツ州）は12日、年収25万ドル（約2700万円）超に課せられる給与税を引き上げることで、社会保障給付を月200ドル拡大する計画を発表した。セーフティーネットの拡充を求める有権者の取り込みを図る。
来年の米大統領選で民主党候補指名を目指すエリザベス・ウォーレン上院議員（マサチューセッツ州）は12日、年収25万ドル（約2700万円）超に課せられる給与税を引き上げることで、社会保障給付を月200ドル拡大する計画を発表した。セーフティーネットの拡充を求める有権者の取り込みを図る。
同氏の提案は、年収25万ドル（夫婦合算申告者の場合は40万ドル）超に対して税率14.8％を課し、負担は雇用主と従業員で折半するという内容だ。また、投資収入に対しても別途14.8％の税率を課すという。
ウォーレン氏の課税計画
Markets：Whats You Miss？ （出典：Bloomberg）
ウォーレン陣営が明らかにしたムーディーズ・アナリティクスのエコノミスト、マーク・ザンディ氏の分析によれば、この政策が成立して2020年に適用された場合、月間平均の社会保障給付は1395ドルから1595ドルに引き上げられる見通し。
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