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概要:石油輸出国機構(OPEC)にロシアなど非加盟産油国を加えた「OPECプラス」は、5日に再開する予定だった閣僚級会合を延期した。関係筋によると、争点となっている減産の延長を巡って折り合いがつかなかった。
石油輸出国機構(OPEC)にロシアなど非加盟産油国を加えた「OPECプラス」は、5日に再開する予定だった閣僚級会合を延期した。写真は2016年9月撮影(2021年 ロイター/Ramzi Boudina)
[ドバイ 5日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)にロシアなど非加盟産油国を加えた「OPECプラス」は、5日に再開する予定だった閣僚級会合を延期した。関係筋によると、争点となっている減産の延長を巡って折り合いがつかなかった。
次回協議の日程は未定で「いずれ決まる」見込み。現在の合意事項はそのまま継続し「順守される」という。
関係筋によると、OPECプラスは先週末、8月から12月にかけて減産規模を日量200万バレル程度縮小するほか、当初2022年4月までとしていた減産期間を22年末まで延長することを支持した。
一方、アラブ首長国連邦(UAE)は一段の減産縮小には賛成したものの、減産の延長については受け入れを拒否。減産の基準になるベースラインが低すぎるとし、現行の日量316万8000バレルから384万バレルに引き上げるよう求めたという。
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