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概要:米国債利回りが足元で低下(価格は上昇)しているが、米国の最大級の資産運用数社は年後半に利回りが上がるとの見通しを堅持している。彼らの見立てでは、今の動きは一時的な現象にすぎないというのだ。
[ニューヨーク 8日 ロイター] - 米国債利回りが足元で低下(価格は上昇)しているが、米国の最大級の資産運用数社は年後半に利回りが上がるとの見通しを堅持している。彼らの見立てでは、今の動きは一時的な現象にすぎないというのだ。
7月8日、 米国債利回りが足元で低下(価格は上昇)しているが、米国の最大級の資産運用数社は年後半に利回りが上がるとの見通しを堅持している。写真は米ドル紙幣。2月撮影(2021年 ロイター/Dado Ruvic)
現在は売り持ちポジションの解消や米労働市場の回復を巡る懸念増大、感染力の強い新型コロナウイルス変異株(デルタ株)の広がりなどが米長期債利回りを押し下げている。7日には10年債と30年債がそれぞれ1.296%、1.918%と、いずれも今年2月以来の最低水準になった。
しかしブラックロック、パシフィック・インベストメント・マネジング・カンパニー(PIMCO)、ダブルライン、TCWといった有力債券運用会社によれば、経済再開によって成長と物価が上向くため、年後半に利回りが上昇するというシナリオ自体は変わらない。これまでの想定より上昇ペースは鈍くなることはあり得る。5月半ば以降に全般的に利回りが下がり、今週6-7日に低下が加速したことについては、金利上昇に傾け過ぎた投資家のポジションが巻き戻されたのが主因としている。
ダブルラインの米国債ポートフォリオマネジャー、グレゴリー・ホワイトリー氏は「2月から3月にかけて広がった考え方は非常に明白だった。つまり、誰もが一斉に、(米国債を)売り持ちにした。どのストラテジストからも、年末までに金利が上昇するとの予想が聞こえてきた。これがやや行き過ぎたということではないだろうか。皆が同じ行動を取り、同じ見通しを持っていたところに、懐疑心が忍び寄り始めたということだ」と解説する。
ただホワイトリー氏は、今度の利回り低下も行き過ぎとみる。
一部トレーダーは今週の利回り低下の理由として、ヘッジファンドのショートポジション解消の動きを挙げる。6日時点のJPモルガンの週間顧客調査では、米国債の売り持ちが4月以降で最も低水準になった。
TCWの米国債ポートフォリオマネジャー、ブレット・バーカー氏は「最近の(米国債の)値上がりをもっても、ファンダメンタルズ面についてのわれわれの見通しは変わらない。足元の動きはテクニカル要因が強いように見える」と述べた。バーカー氏の予想する年末の10年債利回りは1.6-2%への上昇だ。
PIMCOのマルチ資産戦略ポートフォリオマネジャー、エリン・ブラウン氏は、ここ数カ月で米国債のイールドカーブのフラット化が「かなり顕著」になったと指摘。ブレークイーブン・インフレ率も5月半ばに数年ぶりの高水準に上昇した後、低下基調に転じたことを挙げる。2-10年債の利回り差は3月は6年ぶりの拡大を見せていたが、その後は50ベーシスポイント(bp)強も縮小した。
ブラウン氏によると、こうした材料から、市場が経済成長と物価を巡る「変曲点」に達しつつあることが分かるという。この2日間でそれが加速したとした上で、そうした値動きによって利回りは今度は適正水準を下回る段階に入ったと分析した。同氏の予想では、年後半に10年債利回りは1.5-2%に上昇する。
利回り低下をうまく利用しようとする資産運用会社もある。
ブラックロックは7日に公表した年央の投資見通しで、現在の債券市場のバリュエーションを「非常に目いっぱい」とし、米国債に対しより弱気な姿勢に転じた。チーフ債券ストラテジストのスコット・ティール氏は同見通しの説明会で、「過去の利回り低下局面もわれわれにとっては売り持ちの構築や、デュレーションをアンダーウエートする好機になってきた」と強調した。
(Kate Duguid記者)
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